【国語力アップ】読解力はすべての基本〜その2〜

勉強法

前回の投稿で読解力の大切さについて、日常生活の事例も交えながらお伝えしましたが、今回は読解力や読解力のアップ法として勘違いされがちなことを解説していきたいと思います。

間違った認識のまま、あるいは間違ってなくても非効率的な学び方をしていては非常にもったいない💨

読解力とは一体どういうものなのか?読解力についてありがちな誤解を解くことで、今後読解力アップのための勉強をスムーズに進められるようになりましょう🎶

読解力に対するありがちな誤解

英語や数学(小学生だったら算数)は苦手意識を持たれる方が多いからか、重点的に勉強する方が多い反面、国語となると母国語で書かれた文章を読むため、「全く読めない」と実感することがあまりなく、「国語を勉強しなければ」と考えたことのない方が多いのではないかと思います。

今回は国語という科目の中でも特に「読解力」について扱っていますが、ではなぜ、「読解力を学ぼう」という意識が希薄になりがちなのか・・・?

それには、読解力というものに対する誤解が大きく関係していると私は考えています。

ここではまず、読解力についてのよくある誤解について、具体的に見ていきたいと思います。

1−1.文字が読める=読解出来ている

文字が読めていることと文章が読めることは実はイコールではなく、両者の間には実は大きな隔たりがあります。

例えば、「昔むかし あるところに・・・」で始まる文章を読む場合を考えてみますと、

文字が読める:「む」「か」「し」「む」「か」「し」「あ」「る」「と」「こ」「ろ」「に」とひらがな一音ずつ音読ができること

文章が読める:「『昔むかし』と言っているから、今の時代の話ではないな」「あるところというのは、特定の場所を指しているのではなく、場所を明記したくないか架空の話かな」と頭の中でイメージできること

というように、実は全く別のことを意味します。

文章を読むには文字が読めることが大前提となりますが、文字の読み書きだけ勉強しても、それだけで自動的に読解力もマスターできるとはならないのです。

1−2.偏差値が高い=読解力も優れている

もちろん、テストで高い偏差値を出すにはある程度の読解力と思考力が必要なのですが、偏差値の高さと読解力が比例するかというと、必ずしもそうではありません。

これは単純に、国語以外の科目が得意でそこで点数を稼いでいるという場合もありますし、テストというある程度出題パターンがわかる場であれば、パターンを覚えてしまえば解けてしまうこともあるからです。

「高学歴の人が全員英語ペラペラというわけではない」というのに近いと思っていただければわかりやすいかと思います。

1−3.とにかくたくさん本を読めば読解力が付く

「本をたくさん読んでいる=頭が良い」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに、読書量と頭の良さ(偏差値が高い)はある程度比例するようですが、「読書をするから頭が良い」のか、「頭が良いからたくさん読書をする」のかは、いまいち相関関係がはっきりしないようです。

そして残念ながら、たくさん本を読んでいても国語の成績が良くないという生徒さんが少なからずいるというのも事実です。また、これは大人でも当てはまる人はいるでしょう。

それは、本に書かれた文章を「自分の思った通りに(好きなように)」読んでいることが原因です。

  • 言葉の意味を間違って覚えている
  • 自分独自の言葉の言い回しがある
  • 自分の個人的体験・価値観を当てはめて読んでいる
  • 分からない言葉を推測して読み、だんだん辻褄が合わなくなっていって無理矢理理屈を捏ね回して解釈してしまう

このように読んでいると、たまたま自分の読み方を筆者の意図が合っていればいいのですが、そうでない場合には間違った解釈のままになってしまいますし、一か八かに賭けたような読み方のため、読解力の力は付かないままとなってしまうのです。

1−4.国語の問題集をたくさん解けば読解力が上がる

1−3と同じ理由で、問題集もやみくもに解けば良いわけではありません。

与えられた問題文を、良くも悪くも「自分なりに」読み進め、がむしゃらに問題を解くだけでは、たまたま筆者や出題者の意図と合えば正答率が上がりますが、それは自分と「相性の良い問題が出るかどうか」の運に頼った学習にならざるを得ません。

もちろん、何もやらないよりはマシと言えますが、せっかく時間を割いて勉強するのであれば、より効果的なやり方をしてもらいたいと思います。

今回のまとめと次回の予習

今回は、読解力についてありがちな誤解を見てきました。

私自身、幼い頃から読書が好きで、国語の点数は良い方だったのですが、大学受験の際、特に国立大学の記述問題の際に苦戦して初めて、自分が今までなんとなく解いてきてしまったのだということを痛感した経験があります。

また、国語の講師となって教える立場となったからには、「正解を導くための型」を伝えていかなければいけないと思い、読解のコツやルールを学び直しました(今も勉強を続けています)。

振り返ってみると、国語という科目で、特に学校の授業となると、文章の読み方や書き方の「型」を教えてもらう機会は非常に少なかったように思います。

そこで次回はいよいよ、私が読解について学び直してきた中で、皆さんが文章を読むときや日常生活における会話の場面などで特に意識してもらいたいポイントをお伝えしていきます‼️

国語の勉強の方向性が見えてくると思いますし、日常でのコミュニケーションでも不必要な誤解を減らすのにきっと役に立つはずですので、ぜひ次回の記事も読んでくださいね🌟

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